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種々の材料のライフサイクル中のダイオキシン排出量

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お と ぎ 話

ライフサイクルを通して計算すると、結果として塩ビは、他のいかなる製品よりも多量のダイオキシンを生成する。

グリーンピースの報告書'ダイオキシンゼロを達成しよう'−1994年7月発行より[1].

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詳 細 な 情 報

グリーンピース の 作 り 話

グリーンピースは、 塩ビ が地球上でダイオキシン の最大の単独発生源であることを'証明する'ために多くの作り話を捏造してきた。計算間違いを行い、ダイオキシン生成量と排出量を意図的に混同し、また露骨なやり方で研究室での比較対象が無い実験デ−タを公開しているが、その実グリーンピースは本当の排出量を知っており、自分たちが述べていることと正反対の事実を証明する、文献中にある大量の証拠を無視している。


このペ−ジの構成

種々の材料から排出されるダイオキシン
材料に含まれるダイオキシン濃度
窓枠用材料の比較とダイオキシン

代 替 品
結  論

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種々の材料から排出されるダイオキシン

RIVM/TNOによって行われた、オランダのダイオキシン発生源に関する政府の調査 [3], に基づいて、種々の材料について、生産、リサイクル及び焼却の間でどれだけダイオキシンが排出されているか計算することが出来る。
塩ビを除く多くの材料は、エネルギ−生産、製造工程、リサイクル、焼却によって放出されるダイオキシンが測定されていないので、これらの数値はなかなか得るところが多いものである。

種々の材料の、製品寿命期間の大気中へのダイオキシン排出量
全ての数値は、材料1トン当たりのマイクログラム I-TEQ で示されている。

製品 生産 リサイクル 火災 焼却 焼却炉.
最小 最大 最小 最大 最小 最大 最小 最大 1997

塩ビ:

0.1 0.0 4.0 7.0 277 <1

ポリエチレン:

? 0.0 ? 7.0 277 <1

ガラス:

0.3 8.7 ? 0.0 0

鉄鋼:

1.3 8.4 4.4 6.0 0.0 0

アルミニウム:

? 1.7 35 0.0 0

銅:

? 5.0 2280 0.0 0

木材:

1.0 4.1 -- -- 13 135 7.0 277 <1

紙:

0 0.2 14 (*) ? 7.0 277 <1
出典:オランダにおけるダイオキシン発生源のRIVM/TNOのリスト,1991 [3].
(*) 自然界の至る所にあるダイオキシン [7].

この表から判るように、生産、リサイクル、(不慮の)火災及び焼却でダイオキシンが発生するが、塩ビは他の物質より発生量が少ない。他の多くの材料が、特定の状況で排出するダイオキシンの量は、測定すらされていない。なぜ、ダイオキシンの排出を防ぐために塩ビを代替品に替えなければならないのか?焼却炉から排出されるダイオキシン量は、投入される塩素量ではなく焼却炉の性能によって完全に決定されている。 塩素含有量とダイオキシン排出量.というペ−ジを見て欲しい。もし全ての焼却炉が、欧州法の基準(排煙中0.1ng/m3 I-TEQ以下)を満たしたならば、1トン当たりのダイオキシン排出量は、焼却物1トン当たり1マイクログラム以下になるであろう。


材料に含まれるダイオキシン濃度

塩ビと他の塩素を含む材料は、ダイオキシンを含んでいると非難されている。塩化フェノ−ル類や同族化合物類中にこれまで、比較的多量のダイオキシンが含まれていたのは事実である。しかし今日では、ダイオキシンの生成が防止され、製品が市場に出る前に除去されている。別の塩素系製品では、工場から製品が出る時ダイオキシンは検出されていない。
米国と欧州における最近の調査で、製造されたばかりの 塩ビパウダ−の多くのロットが試験され、ダイオキシンを含まないことが確認されている。しかし、ダイオキシンを含んだ塵はどこにでも存在するので、どんな製品でもダイオキシン量は時がたつにつれて増加する。全てのプラスチックや紙の場合でも同じである。ドライクリ−ニングの場合も同じである。つまり、衣類から洗い落とされた全ての塵により、使用後の溶剤により多くのダイオキシンが含まれるのである。漂白していなかったり、'塩素フリ−'のパルプを使った時でも、新品の紙よりリサイクルした段ボ−ルや紙の方がダイオキシンをより多く含むのは、この一般の塵が原因なのであろう。あるいはカビの影響なのだろうか?
次の表から、いくつかの材料やプロセスがどの位のダイオキシンを発生するか判るでしょう。

種々の材料に含まれるダイオキシン量 全ての数値はマイクログラム I-TEQ/tonで示されている。

材料 最小 平均 最大
いろんな種類の紙
リサイクルされた段ボ−ル原紙(塩素フリ−) 2.5
完全塩素フリ−(TCF)のクラフト紙: 0.35
脱墨したリサイクルパルプ(新聞用紙): 0.19
新品の新聞用紙: 0.07
漂白していないクラフト紙: 0.02
漂白したクラフト紙(ECF): 0.01
他の材料:
家庭の暖炉のフィルタ−・ダスト: 170
自動車のエア・フィルタ−: 84
室内のエア・フィルタ−: 27 29
真空掃除機の塵: 8.3 12
衣類乾燥機の糸くず: 2.4 6.0
ポリエチレンの包装材: 0.1 4.7
出典:自然界の至る所にあるダイオキシン [7].

コメント:見て判る通り、塩素・フリ−とかダイオキシン・フリ−の材料は存在しない。そして、文字通りの'完全に塩素フリ−の紙'は存在しないだけでなく、そういうふれ込みの紙は、最近の塩素/二酸化塩素漂白によって製造された紙よりも、少なくとも35倍は多くダイオキシンを含んでいる。塩素と紙の漂白というペ−ジも見て欲しい。


窓 枠 用 材 料 の 比 較 と ダ イ オ キ シ ン

ドイツの塩ビメ−カ−であるVinnolit社は、実際に測定したダイオキシンのデ−タを基にして、窓枠の全製品寿命期間での排出量の比較を行った。数値はドイツにおけるものである。(オランダにおける塩ビと木材の実際の測定値では、塩ビは更に有利な数値になっている!):

生産プロセスと(一部の)廃棄窓枠の焼却から発生するダイオキシンの排出量
全ての数字は、窓枠当たりのng I-TEQ dioxinで示されている。:

材料 ダイオキシンの排出量
生産 燃焼 合計

塩ビ (15 kg):

18 4 22

鋼材(10 kg):

30 30

塩ビ + 鋼材:

48 4 52

木材 (17 kg):

47 20 67

アルミニウム(19 kg):

285 285
大型の塩ビ製窓枠は鋼材で補強されている
数値には現時点でのドイツでのリサイクル率も含まれている。

エネルギ−生産からのダイオキシン排出量
エネルギ−に関する全ての数値はMJで、ダイオキシンに関する数値は窓枠当たりのng I-TEQで示してある。:

材料 エネルギー使用量 ダイオキシンの排出量
鋼材を含む塩ビ: 910 0.02-4.2
木材: 820 0.02-3.8
アルミニウム: 2090 0.04-9.5

エネルギ−生産によって排出されるダイオキシンの量は、使われたエネルギ−源に強く依存する。エネルギ−を生み出すための火力の品質よっても、大きな違いが出る。

不慮の火災:

塩ビ倉庫の火災から排出されたダイオキシンの唯一の定量分析値から、ひとつの窓枠当たりダイオキシン約65ngと算出される。森林火災の測定値でも同じ桁の数値である。火災に遭う確率は1000軒に1軒より少ないので、このどちらの場合でも無視し得るものである。

出典:"Schadstoffbilanzen-eine Quelle von Uberaschungen!"(ドイツ語:毒性のバランス,驚きの情報源!) [11].

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代  替  品

塩ビの代替品全てが、生産、輸送、リサイクル及び焼却においてダイオキシンを発生する。もしも、欧州の法規制値(排煙を0.1ng/m I-TEQ以下、あるいは焼却物1トン当たり1マイクログラム以下)に適合した焼却を行っていても、多くの場合において塩ビの代替品は、塩ビが生産、輸送、使用、リサイクル、焼却及び不慮の火災で排出するダイオキシンの量よりも多量のダイオキシンを排出する。


結  論

塩素を含んでいるという理由で、塩ビをダイオキシン発生源として非難する理由など何ひとつ無い。そして、ダイオキシンの排出量を削減するために、塩ビを代替品に替える理由など全く無いのである。

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このペ−ジは、クロロフィルのレベル2にあります。

創設:1996年4月8日
最新更新:1998年10月4日

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