
緊急発表
2000年8月16日
"グリーンピースは、シドニ−オリンピック大会での塩ビ建材の使用に対する最近のコメント中で、いつもの頭の混乱を見せつけた"と、オ−ストラリア塩ビ協会の専務理事Rob faulknerが、本日(8月16日)語った。
彼は、グリーンピースが昨日発表した、"オリンピック大会の通信簿"決定版についてコメントした。グリーンピースはその通信簿で、オリンピック当局が幾つかの用途で塩ビの使用を避けたことを賞賛し、別の用途で塩ビを使用したことを批判していた。
塩ビ使用を最小限にする条項は、グリーンピースによりシドニ−オリンピック大会環境ガイドラインに書き込まれ、オリンピックのシドニ−開催立候補をグリーンピースが支持する代償として大会当局により受け入れられたものである。残念ながらグリーンピースの要求は、大会施設の建設費用を著しく増加させた。このことは、権威あるコンサルタント会社BIS Shrapnelの調査により判明している。
選手村の塩ビを減らしたことで、グリーンピースは政府に"A-"の評点を与えている。しかしBIS Shrapnelの上級プロジェクトマネ−ジャ−Ross Trewarthaによれば、このことで数百万ドルの費用が上乗せになった。
"私たちの調査では、選手村の塩ビ使用減少により、約500万ドルの建設費用が上乗せになったことが明らかになっている"と、Trewarthaは語った。
BIS Shrapnelの報告書では、塩ビ代替品使用による費用の上乗せ分は、競技会場全体で1,600万ドル以上になったことを確認している。
残念ながらこれら上乗せ費用は、環境的に見た純利益には全く貢献しなかった。CSIRO(Commonwealth Scientific & Industrial Research Organisation:豪州科学産業研究機構)の報告書では、"塩ビを建材に使うことによる環境への悪影響は極めて少なく、代替品の影響よりも大きいものではない"ことが明らかにされた。
このことは、公共事業担当大臣Carl Scullyが、"塩ビは、一般社会にその性能と経済性で大きな貢献をしてきた折り紙付きの素材である。CSIROの最新報告書では、塩ビの環境上の側面が健全であることを確認している"と述べた1997年の時点で、政府もこれを認めている。
2000年6月に、工業界の主要14団体が、シドニ−オリンピック大会でのグリーンピースが吹き込んだ塩ビ制限について、次の様な書簡を公表した。"…塩ビ業界の経験は、その様な圧力が、塩ビの良き評価が確立していても、どんなに業界を傷つけるものか明らかにしている。塩ビ使用を最小限にするガイドラインは、関係科学専門家や建築業界との協議を行わず、環境保護団体の強い要請により、2000年のシドニ−オリンピック大会に取り入れられた。ガイドライン適用は、施設費用を著しく増加させ、そしてオ−ストラリア塩ビ業界に、潜在的に長期化し得るダメ−ジを与えてきた。ガイドラインには、科学的根拠がほとんど無いことが(CSIROの報告書により)確認された。"
"塩ビパイプの代替だけで、シドニ−オリンピック大会の建築費用は、1,500万ドル上昇した。"と、Faulkerは語った。"これで達成される環境的利益が少しでもあることを明らかにした報告は、私たちが知る限りひとつも無く、多くの報告は全く反対の結論を出している。費用を負担せねばならないNew South Wales州の人々に同情する。"
お見事なりグリーンピース!断固たる決意に対し、評点A+、しかし、科学的整合性に対し、評点F−。
"世界中でグリーンピース会員が減少し、塩ビ使用量が増え続けるのは無理もない。世界の塩ビ消費量は1994年以降25%増えた、一方グリーンピース会員は、同じ時期に40%減少している。"と、Faulkerは話を結んだ。
詳しい情報の請求先:Rob Faulker, 03 9368 4857, 0419 308 305;Abbott Consulting GroupのJacquelynne Willcox Bailey;02 93348444, 0419833649.
もしくは、塩ビ協会のウェブサイト www.vinyl.org.au へ
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