安全性への取り組み

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マルチシートでの土壌殺菌

畑に「マルチシート」を張って、太陽熱を利用する土壌処理です。病原菌・害虫・雑草を抑える効果があり、使用する農薬を減らすことができます。

 

防虫ネットでの害虫除け

畑の作物を「防虫ネット」で被います。害虫除けの他に、強風を防ぎ、太陽光も軽減します。

 

虫取り用粘着テープの使用

粘着テープをハウスの中に吊るしておきます。対象とする害虫の種類により、粘着テープの色を変えて用います。

 

減農薬、農薬の安全使用への取り組み

あやめ生産組合では独自に「品目ごとの使用農薬基準」を作り、栽培に当たっています。農薬取締法を遵守する、農薬は正しく安全に使う。日生協から出されている52種類の問題農薬や、1998年5月に環境庁から発表された「内分泌かく乱作用を有すると疑われる化学物質」いわゆる環境ホルモン等を参考にし、その他の環境汚染などの危険性が指摘されている農薬を原則として除いてまいりました。品目・栽培時季ごとの農薬数の制限(使用農薬の種類を決める)、使用回数等の低減に向けての努力・工夫を続けてきています。太陽熱利用の土壌消毒・フェロモントラップ・防虫ネット利用などもその例です。
しかしながら、健康な野菜づくりを目指さない限り、散布回数の低減や農薬数の制限も、机上の空論・絵空事に終わるということです。「はじめに農薬の低減ありき」では、野菜の品質低下や収量減は目にみえています。真正面から本格的な土づくりに取り組んでいかないと、健康な野菜の生育は望めません。あやめ生産組合は、先ず土づくり。より健康な土や健康な野菜を育てて、野菜の力によって病気や害虫を跳ね返す。そのことの結果として、農薬の使用は少ないが、高品質の野菜ができるものと考えています。美味しくて香り高く充分にミネラルを含んでいる栄養豊富な、あやめ生産組合の野菜を目指します。
土づくりこそが、農薬の低減・栄養豊かな美味しい野菜の生産の基礎である、ということです。